洗車機「ツインフェクト リーシア」が2021年度のグッドデザイン賞を受賞

2021年10月20日

株式会社ダイフク（本社：大阪市西淀川区、代表取締役社長：下代博）はこのたび、ドライブスルー洗車機「ツインフェクトリーシア」が「2021年度グッドデザイン賞」（公益財団法人日本デザイン振興会主催）を受賞したことをお知らせします。

「ツインフェクトリーシア」は、丸みを帯びたフォルムや白を基調にしたシンプルな配色など従来の洗車機のデザインを一新し、性別・世代を問わず気軽に洗車できる製品を目指して開発しました。また、ガソリンスタンドなどの洗車機が設置される場所は、夜間になると外灯の光が届かず周囲が暗くなることが多いため、電球色の間接照明を採用し、夜間でも安心して利用できるようにしています。

操作ユニットである洗車受付パネル「WASH TOUCH Ⅲ」も洗車機本体と統一感を持たせています。大型液晶画面を採用するとともに、光の反射を抑えることで視認性を向上、タッチパネルの操作感度も高め、キャッシュレス決済（クレジットカード、交通系カード、QRコード_®）にも対応可能にしました。

当社はこれからも、洗車機の販売・サービスを行う株式会社ダイフクプラスモアと“製販一体”で、市場のニーズに対応した製品を提供していきます。

審査員からの評価

洗車機はそのサイズから景観に与える影響が大きい製品であるが、従来製品のデザインにおいて、設置される場所の景観に対する配慮がされてきたとは考えにくい。本製品は景観の視点や女性ユーザーの視点を導入することで、この分野の製品に新たなデザインアプローチを導入している点が評価された。外観をシンプルにするだけでなく、照明による夜間の印象や操作パネルのインタフェースも含め、総合的に親しみやすいデザインを実現している。

グッドデザイン賞について

1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
http://www.g-mark.org/